ポルシェの4駆

ポルシェ911のなかでも964は新しいポルシェ911に進化する
上で、重要な役割を担った自動車でした。

外装に関しては、最小限のモデルチェンジにとどめ、
実際は以前のポルシェ911に比べて70パーセントの部品を

新たに開発して、かなりの部分で新しい技術を取り入れました。

外装にしても、前後バンパーとサイドスカート部分の違い
くらいで、あとはほとんど同じですが、
かなりモダンな印象を受けます。

まずカレラ4というポルシェの911の常識を破った
4駆という駆動方式を採ったモデルを出してきたことです。

しかも、ポルシェとしてはこちらがメインだと言わんばかりに、
964カレラ2より先に、カレラ4を発売しました。

残念ながら、ポルシェのこの思惑ははずれ、
やはり、ポルシェ911の伝統にのっとった、

リアエンジン、リアドライブのカレラ2に人気が集まりました。
金額的にも、カレラ4が高くて、それも影響したかもしれません。

しかし、ポルシェ959で初めてポルシェに採用された、
リアエンジンの4駆をここで出してくるとは
予想していた人は少なかったかもしれません。

もちろん、ポルシェ959とは、4駆の制御方式は違っていましたが、
さすがはポルシェの技術は革新的だと思います。